薄毛や抜け毛の対策に有効な育毛剤。効果を実感するためには、継続して使い続けることが大切です。しかし、毎日使い続ける必要があるため、その費用はばかになりません。

安ければ安いほどありがたいと言えます。しかし、安い育毛剤で本当に効果が得られるのか、気になるのではないでしょうか。

そこで、安い育毛剤と高い育毛剤との違いをはじめ、安くても効果的な育毛剤の選び方のポイント、なかなか効果が出ないときの対策などを紹介していきます。

安い育毛剤と高い育毛剤の違い

安い育毛剤と高い育毛剤の違いは、主に2つあります。1つ目は「有効成分が多いか」です。

育毛剤には、毛の成長を促す成分(ミノキシジルなど)、抜け毛を防ぐ成分(デュタステリドなど)、頭皮の環境を整える成分(アスコルビン酸)など)が含まれています。

中身に、有効成分が多く配合されていればいるほど、値段は高くなる傾向にあるのです。しかし、いくら有効成分が多くても、薄められていれば、その分、値段も安くなります。

2つ目は「添加物を使っているか」です。添加物は頭皮に刺激を与えてしまうため、育毛には良いとは言えないのです。例えば、添加物の1つとして、アルコールが挙げられます。

育毛のためには、頭皮の余分な皮脂を洗い流し、頭皮環境をよくすることが大切です。しかし、アルコールは、洗浄力が強く、頭皮の皮脂を流し過ぎてしまいます。

頭皮には、ある程度の皮脂が必要です。頭皮に皮脂が不足してしまうと、今度は過剰に皮脂を分泌しまい、育毛にとってはよくない頭皮環境となってしまいます。

この他、育毛剤の中に含まれている添加物には、防腐剤、香料などがあります。これらも人によってはかぶれやかゆみなどを引き起こす恐れがあるものです。

このような頭皮に悪影響を与える添加物を使っていない育毛剤ほど高価になりやすい傾向があります。

安い育毛剤でも効果あり?

安い育毛剤だと効果は得られないかというと、そんなことはありません。まだ抜け毛の悩みがそれほど深刻な状態でなければ、有効成分が少なくても十分に効果を発揮します。

また、添加物が多く含まれていても、肌が比較的強く、かゆみやかぶれなどの頭皮トラブルを起こす心配がない場合は有効です。

さらに、一口に育毛剤といっても、いろんな種類があります。高い育毛剤でも、頭皮がかぶれたり、湿疹が出たりしたら、意味がありません。

使用する育毛剤と自分自身の肌や髪との相性が合うことのほうが大切なのです。その上で、正しく育毛剤を使い、頭皮の健康状態を保つようにします。

例えば、早く効果が欲しいからと言って、育毛剤を塗り過ぎると、頭皮に悪影響を及ぼします。適量の育毛剤は塗るようにしましょう。

安い育毛剤を選ぶときのポイント

安い育毛剤を選ぶときのチェックポイントは、3つあります。1つ目は「育毛効果が認められている有効成分が十分配合されているか」です。

それには、育毛剤のパッケージ、または、本体に記載されている有効成分を確認することです。有効成分にどんな働きがあるのかは、インターネットで検索をかければ、わかります。

どんな有効成分が多く含まれているかを見て、毛の成長を促すタイプの育毛剤なのか、抜け毛を防ぐタイプの育毛剤なのかを見分けましょう。そして、自分の毛髪の悩みに合ったものを選ぶことが大切です。

2つ目は、「添加物が少ないか」です。添加物は育毛剤の保存状態を良くしたり、成分を混ぜ合わせたりする際に使われるものです。

そのため、育毛を促す効果はありません。その上、人によってはアレルギーを起こしてしまう恐れがあります。なるべく添加物が少なく低刺激のものを選ぶことをおすすめします。

3つ目は、「口コミがいいか」です。育毛剤に謳われている宣伝文句を読んでも、どれもが同じように思えて、判断がつかない場合があります。

そんなとき、同じ悩みを抱えている人が、実際に育毛剤を試しみてどうたったのかを書いたコメントは貴重です。インターネットで「育毛剤」もしくは「商品名」を検索すれば、口コミをまとめたサイトなどが出てきます。

口コミを読むときは、良い評価だけでなく、悪い評価も合わせてチェックいるようにしましょう。

コスパのいい育毛剤とは?

コスパのいい育毛剤とは、安い育毛剤のことではありません。いくら安くても効果が全く出ない育毛剤では、意味がないでしょう。

また、育毛剤1本の値段を見比べて、安いもののほうが「コスパがいい」とは言えません。育毛剤1本の費用を使用回数で割って1日あたりの費用を換算したとき、安くすむもののほうが「コスパがいい」と言えるのです。

さらに、高い育毛剤であっても、定期コースなどで安く購入できる場合があります。この場合も、コスパがいいと言えるでしょう。

たとえ値段が張っても、髪の悩みが改善し、効果を実感することができればコスパのいい育毛剤と言えます。

上手に育毛剤を選ぶコツ

上手に育毛剤を選ぶコツは、3つあります。1つ目は、「頭皮の血行をよくしてくれるか」です。頭皮の下の毛細血管には、毛の成長を促進させる酸素や栄養を運ぶ働きがあります。

しかし、頭皮の血行が悪くなると、毛に十分な酸素や栄養が行き届かなくなってしまうのです。その結果、毛は薄くなり、抜け毛が増えてしまいます。発毛を促すには、頭皮の血行がよい状態であることが大切なのです。血行促進に働く有効成分には、イチョウ葉エキス、エビネエキスなどが挙げられます。

2つ目は、「毛根を活性化してくれるか」です。毛根の力が弱いと、薄毛や抜け毛が起きやすくなってしまいます。育毛には、強い毛根をつくることが重要です。毛根の活性化に働く有効成分には、センブリエキス、亜鉛、アセチルメチオニン、イノシトールなどが挙げられます。

3つ目は、「ホルモンバランスを整えてくれるか」です。女性の場合、ホルモンバランスが崩れると、薄毛になり、抜け毛が増えると言われています。

実は、年齢を重ねるにつれ、ホルモンのバランスは不安定になります。特に、更年期に入ると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が激減してしまうのです。

そのため、女性ホルモンを補う必要があります。女性ホルモンと似た働きをする有効成分としては、グリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒオウギエキス、エチニルエストラジオールなどが挙げられます。

なかなか効果が出ないときの対策

育毛剤を使っても、なかなか効果が実感できないときがあります。そんなときは、まず、使っている育毛剤の有効成分が自分の悩みを改善してくれるものなのかどうか、確認するようにしましょう。

どんなに評判のいい育毛剤でも自分に合っていなければ、あまり効果を期待することができないからです。

次に、生活習慣を整えることも大切です。例えば、頭皮の皮脂は、生活サイクルが乱れていると、分泌量が増えてしまいます。毛穴に皮脂が詰まってしまうと、毛の成長が妨げられてしまうのです。

また、場合によっては、頭皮がかゆくなってしまい、頭皮のトラブルを起こしてしまう可能性もあります。これを改善するには、まず、栄養バランスのいい食事を摂取するようにします。

特に、髪の主成分であるタンパク質を取ることは重要です。タンパク質は、牛乳や納豆などに豊富に含まれています。さらに、頭皮の代謝を促進させるビタミンも意識して取るようにしましょう。

ビタミンを取るには、キウイ、ピーマン、ブロッコリーなどがおすすめです。この他、適度に運動をしたり、しっかり睡眠時間を取ったりすることも生活習慣を整えるには大切なことです。