ストレスや生活習慣の乱れなどが原因で、薄毛や抜け毛になることはあります。
そのため、10代の女性の中にも、髪の悩みを抱えている人は少なくありません。おしゃれをしたり、いろいろなヘアスタイルを試したりしたい10代の女性にとって、薄毛や抜け毛は深刻な悩みの1つでしょう。

中には、両親の育毛剤を使ってみようと考えている人もいるかもしれません。しかし、10代の女性に両親の使っている育毛剤が合うとは限らないのです。10代の女性が育毛剤を使用する上での注意点などを説明します。

10代女性に多い髪の悩みと主な原因

10代の女性が髪の悩みを解決する上で、薄毛や抜け毛といった言葉の意味を正しく理解したり、その原因を知ったりすることは大切です。

10代の女性に多い髪の悩みは、薄毛と抜け毛です。どちらも同じようなものだと考えている人もいるかもしれませんが、意味は違います。

薄毛とは、頭髪が薄くなっていくことを指します。髪の毛は寿命を終えると抜けていき、新しい髪が生えてくるのです。

正常な状態であれば、新たに生えてくる髪の毛も、以前と同じような太さで艶があります。しかし、薄毛になると、髪の毛が生え変わるたびに細くなり、艶を失っていきます。

結果、髪の毛のボリュームがなくなってしまい、薄毛と呼ばれる状況になるのです。

一方、抜け毛とは、髪の毛が自然に抜けることを指します。髪の毛が細くなって切れたり、強く洗い過ぎて抜いてしまったりしたものは含みません。1日に60本くらいであれば正常だといわれています。

毎日100本以上抜けるようであれば抜け毛の状態になっているといえるでしょう。

薄毛や抜け毛になる主な原因は、ストレスと生活習慣の乱れ、栄養不足、運動不足の4つが考えられます。10代の女性は、学校や職場などでストレスを抱えることが少なくありません。

人間関係やテストなどでストレスを感じたことのある人は多いでしょう。ストレスを感じると毛細血管が収縮して、頭皮の血行が悪くなります。

そうすると、血の流れによって運ばれるはずの栄養が十分髪に行き渡らなくなり、薄毛の原因になることがあるのです。

また、生活習慣が乱れたり、運動が不足したりすれば、血行が悪くなって、薄毛になる可能性がさらに高まります。栄養不足も髪や頭皮に十分な栄養が届かないことが問題となります。

10代女性は成長途中の段階!?

10代の女性は、まだ成長途中の段階です。心だけでなく、体も成長の途中にあります。体は未熟で、肌質や髪質もまだ完全にできあがっていないため、さまざまな影響を受けやすい状態です。

まだ成長している段階だからこそ、いかに正常に成長できるかが大切な時期といえます。そのため、夜更かしを避けたり、間食をしないようにしたりすることが大切です。

しかし、思春期でもあるためにストレスを抱えてしまうことが少なくありません。

例えば、深夜までの勉強は、ストレスの原因になるだけでなく、睡眠不足に繋がります。遅くまで勉強する際、間食をしてしまう人もいるでしょう。夜更かしをせず、規則正しく十分な睡眠をとることが大切です。

特に、受験を控えている10代の女性などは、運動不足になりがちで、生活習慣が乱れやすいです。

10代の女性が抜け毛や薄毛になるのは、頭皮などの老化によるものではありません。不健康な生活習慣が頭皮にダメージを与えることが原因だといわれています。

まだ10代は成長途中の段階だと自覚して、軽くでも運動したり、食生活を見直したりしましょう。

育毛剤は成長を阻害する?

育毛剤の使用を検討している人の中には、育毛剤が成長を阻害しないか気になる人もいるでしょう。確かに育毛剤に含まれる成分の中には、正常な成長を妨げるものもあります。

例えば、ホルモンに影響を与えるものなどは、まだ体が成長を続けている10代の女性は使用しない方が良いでしょう。しかし、すべての育毛剤が成長を阻害する成分が含まれているわけではありません。

むしろ、そのような育毛剤は少数派だといえます。

育毛剤の中には、未成年の使用が禁止されているものもあります。育毛剤には医薬品と医薬部外品の2種類があり、一般的に医薬品の育毛剤の方が高い効果が期待できます。

反面、医薬品の育毛剤は副作用が強く、10代の女性が使用しない方が良いものもあるのです。大人が使用する育毛剤の方が効果的に思えて使いたくなる人もいるかもしれません。

しかし、禁止されているのには、それだけの理由があるので絶対に使わないようにしましょう。

例えば、育毛剤の中にはホルモンに強く影響を与えるものがあります。ホルモンは、髪や頭皮を含めた体全体が成長する上で重要なものです。

ホルモンの分泌量が増えれば、髪の毛も成長しやすくなります。ホルモンに強く働きかける医薬品の育毛剤は、ホルモンの乱れに繋がる可能性があるのです。

結果、頭皮のトラブルなどが起こる可能性があるので、10代の間は効果の弱い医薬部外品の育毛剤を使ってゆっくりとケアするのが良いでしょう。

10代女性が育毛剤を選ぶ際に重要なこと

まず、10代の女性が育毛剤を選ぶ上で重要なのは、その育毛剤が未成年でも使える品かどうかということです。

育毛剤の中には、パッケージに20歳未満の使用を禁止すると記載されているものもあります。また、危険な成分が入っていると考えられるものも避けた方が良いでしょう。

一般的に天然由来の成分を使っていて、無添加のものが良いです。天然由来の成分をメインに配合している育毛剤は、髪の栄養不足を解消し、抜け毛を防ぐことを目的としています。

天然由来の成分であれば未成年でも心配いりません。さらに、添加物は頭皮に刺激を与えるおそれがあるため、肌に優しい無添加を選ぶことが大切です。

これは危険!使用を避けたい3つの成分

育毛剤を選ぶ際、10代の女性はプロペシアとミノキシジル、デュタステリドの3つの成分を含むものは避けましょう。この3つの成分が含まれる育毛剤は、未成年の使用が禁止されているので使ってはいけません。

クリニックでこの3つの成分が含まれるものが未成年に処方されることはないです。しかし、未成年でも通販などで購入することはできます。

なぜ未成年は使用していけないのか疑問に感じる人もいるでしょう。例えば、ミノキシジルは育毛剤だけでなく、薄毛治療でも使われているほど効果の高い成分です。

しかし、ミノキシジルは成人を対象とした成分で、臨床実験が成人のデータしかありません。つまり、未成年がミノキシジルを使用した場合、どのような影響があるのかまったく不明なのです。

安全性が不確かなため使用が禁じられているのです。

育毛剤以外で髪の悩みを改善できる?

髪の悩みは、育毛剤を使用する以外の方法でも改善できます。まずは、なるべくストレスを発散しやすい環境を作りましょう。抜け毛や薄毛の原因は、ストレスによるものが多いです。

ストレスをためず、リラックスできる環境を作ったり、ゆっくり過ごせる時間を設けたりしましょう。

また、十分な栄養をとることも重要です。髪の毛の成長にはいろいろな栄養が必要になります。さまざまな栄養素をとれるバランスの良い食事を心掛けましょう。

特に、大豆などを多くとって、ホルモンバランスを整えることが大切です。髪の元となるタンパク質を多くとることも忘れてはなりません。

そして、十分な睡眠をとることも、髪の成長に欠かせない要素の1つです。睡眠時間だけでなく、睡眠の質も重要です。深夜はできる限り眠るようにしましょう。

他にも、適度な運動をして血行を良くすることも、髪の悩みの改善に役立ちます。適度な運動はストレスの軽減にも繋がるので、毎日するようにしましょう。